01
ファネル選定
ファネル選定とは、ベンダー選定のプロセスをノウハウ化したものです。大きく2つのステップで進めていきます。
ベンダー1次評価(広く浅く)
RFI(情報提供依頼書)を駆使して、ベンダーを幅広くリストアップしていきます。そこから、足切り項目を設定し、徐々にふるいにかけていきます。
ベンダー2次評価(狭く深く)
RFP(提案依頼書)をベンダーに提示し、自社にとって魅力ある提案を引き出します。あらゆる角度から慎重に評価し、「最高の1社」を選び抜きます。
02
※右側の「社数」は例であり、プロジェクトによって変動します。
ファネル選定はなぜ有効なのか?
03
ITプロジェクトの失敗
ITプロジェクトは、その半数以上が失敗すると言われています。その事象は様々ですが、原因を究明していくと、次の法則が当てはまります。
上流がにごれば下流はもっとにごる
- 上流でシステム化の要求を間違えてしまうと、間違ったシステムが作られます。
- 上流で不適切なベンダーを選んでしまうと、システムの品質不足や費用の大幅な増加を招きます。
いくら下流で頑張っても、上流が間違えていれば、取り返すことは不可能です。
ファネル選定は、このプロジェクトの中でも「超上流」と呼ばれるベンダー発注までのプロセスを対象としています。
「超上流」を成功させることで、プロジェクトの成功確率を大幅に引き上げることができます。
04
経営戦略・IT戦略 |
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システム化構想〜発注 |
全体設計 個別企画 RFI・情報収集 RFP・要求定義 提案評価・ベンダー選定 |
超上流 |
システム開発 |
要件定義 スコープ調整 基本設計・詳細設定 |
上流 |
開発・移行・テスト 受入テスト ユーザー教育 |
下流 | |
システム稼働 |
ファネル選定導入企業様の変化
05
導入前と導入後
プロジェクト失敗
受入テストでバグや課題が続出し、新システムをリリースできない
見積もりが高すぎる
ベンダーから相見積もりをとったが、高すぎてどこにも頼めない
ベンダーロックイン
現行ベンダーに多額の保守費用を払い続けているが、他社に乗り変えられない
プロジェクト成功
ベンダーへの適切な要求と選定プロセスは、その後のプロジェクト成功確率を飛躍的にアップさせます
適正な見積もり取得
最適なベンダーに声をかけ、最適な要求をすることで、適正な見積もりと提案を受け取ることができます。
ロックイン解消
最適なサービスと保守費用のベンダーに乗り変えられます。常に最適なベンダーとサービスを選べる状態になります。
コンサルティング範囲
06
プロジェクトを成功させる「超上流」ノウハウ
- コンサルティング範囲は、ベンダー発注までの「超上流」に特化しています。
- システム開発フェーズで余計なコンサル費用は発生しません。コンサルタントに「ロックイン」され、長期間にわたり費用を搾取されることはないので、ご安心ください。
- 主にIT部門、情報システム部門にノウハウを引き継ぐため、次回以降は自社が自力でファネル選定を行えるようになります。
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経営戦略・IT戦略 |
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コンサルティング範囲 |
全体設計 個別企画 RFI・情報収集 RFP・要求定義 提案評価・ベンダー選定 |
超上流 |
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要件定義 スコープ調整 基本設計・詳細設定 |
上流 | |
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開発・移行・テスト 受入テスト ユーザー教育 |
下流 | |
システム稼働 |
バグが多発!受入テストを止めてベンダーに責任をとらせるべきか?
「バグが多すぎて、やってられない!」 ある現場で、受入テストを実施中です。...