システム連携図のフォーマット

連携するシステムをお互い線でつなぎ、矢印でデータの流れる向きを表します。矢印には連携するデータ名も付与します。

「システム関連図というと、専門知識を持ったベンダーが作るものでは?」

と思うかもしれませんが、これは自社で作るものです。周辺システムと何のデータを連携しているかは自社の固有情報であり、作成も難しくありません。むしろベンダーが作ると技術的な表現が多くなり、業務要求がわかりにくくなりがちです。ここで作るシステム関連図は、システムに詳しくない利用部門にも伝わる俯瞰図を目指します。


(※ 画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
 
 

外部インタフェース一覧のフォーマット

システム関連図のインタフェース情報を一覧化したものです。矢印の数だけ一覧表の行数となります。


(※ 画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)

一般的に資料は、「図」と「一覧」が最強の組み合わせです。「システム関連図」と「外部インタフェース一覧」をセットで示すことで、分かりやすくイメージを伝え、かつ詳細な情報も網羅して伝えることができます。
 
 

外部インタフェースは新システム導入における重要資料

外部インタフェース一覧は、ベンダーに提示するRFPのうち、要求機能一覧の一部です。要求機能一覧の「インタフェース要求」を切り出したものとなります。

パッケージシステムにおいては、連携機能を標準装備していないと「カスタマイズ」の対象となり、追加費用が発生します。また、システム連携の要求が漏れると、後で追加費用が発生し、スケジュールの大幅遅延にもなってしまいます。

ベンダーに要求を伝えるRFPにおいて「外部インタフェース一覧」は非常に重要な資料といえます。
 
 

*****
 
 
※ 弊社で公開しているサンプルについては、基本的に画像のみの提供とさせていただいております。ファイルデータのダウンロードを可能とすると、内容の吟味をせずにそのまま流用し、トラブルに発展する可能性があるためです。画像データから文字起こしを行う過程で、それぞれのプロジェクトの状況に合わせてアレンジしていただければ幸いです。